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PLCでの割算は整数演算(浮動小数点演算以外)で、小数点以下は切捨てられます。あまりも結果として出てきますので、それを利用し小数点第一位を丸めま
す。 |
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◆ 四捨五入 □1 . 符号付 (正負対象) ![]() ・あまりの2倍を再度除数で割る事で繰り上がるかを計算し、答に加算しています。 ・商 = (余 × 2) / 2 + 商 ・[@EM0] / [@EM2] にカーソルを合わせ、【F2】キーで「デバイス値変更」を開き「設定値」の項目を変更してください。 |
◆ 切上位置可変 □1 . 符号付 (正負対象) ![]() ・[@EM4]で丸める位置を設定します。 0:切り上げ 1:零捨1入 2: 2入 3: 3入 4: 4入 5:4捨5入 6: 6入 7: 7入 8: 8入 9: 9入 10:切り捨て ・被除数を10倍(小数第一位が対象なので)して割ります。 ・答の10の0乗桁に切上/切捨てのしきい値(0〜9)を加え、10で割っています。 ・負数の場合、しきい値の範囲は0〜−9になるので、答の正負を判断して、次の方法で導きました。 ・符号ビットを抽出します。 ・抽出した数値を、その半分で割って符号反転し、1を加えます。 0または正の時:符号ビットは0なので⇒ 1 負の時:符号ビット抽出後の$8000÷$4000($8000の半分)は”2”なので符号反転し”−2”。1を加え⇒ -1 ・上で算出した値にしきい値を掛けて、負数の場合の符号を反転しています。 ・最後に10で割れば丸めた答になっています。 |
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