内容
PLCでは一番良く使われると思う論理演算に付いて書いています。 |
●PDFを表示 |
◆ 論理否定![]() □1. ![]() ・入力と出力が反転します。 ・/[■1入力]は入力側を反転しています。 ・/[●Out11]は出力側を反転しています。 ・/[■1入力] / [■2入力]にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □1−A . (1)のロジックを1ワード(16ビット)まとめて実行させます。 ![]() ・入力[@R000]〜[@R015]を反転(<COM>命令)させて、出力[@MR000]〜[@MR015]に出力して います。 ・9〜10行目でチェックしてください。[■Inp00] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
◆ 論理積![]() □1. ![]() ・[■1入力]、[■2入力]とも真の時[●Out02]がONします。 ・[■1入力] / [■2入力] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □1-A . (1)のロジックを、ド・モルガンの法則で論理和の形に変換。 ![]() ・ド・モルガンの法則で、論理積を論理和の形に変換しています。 ・A * B = /( /A + /B ) ・/[■1入力] / /[■2入力] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □1-A . (1)のロジックを、1ワード(16ビット)まとめて実行させます。 ![]() ・[@R200]〜[@R215]のセット位置と、[@R300]〜[@R315]のセット位置が同じなら、[@MR200]〜[@MR215]の同ビッ ト目がONします。 ・19〜21行目でチェックしてください。[■Inp02] / [■Inp03]にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
◆
論理和![]() □1 ![]() ・[■1入力]、[■2入力]のどちらかが真の時[●Out03]がONします。 ・[■1入力] / [■2入力] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □1-A . (1)のロジックを、ド・モルガンの法則で論理積の形に変換。 ![]() ・ド・モルガンの法則で、論理和を論理積の形に変換しています。 ・A + B = /( /A * /B ) ・OR条件が多数あり、何行にもなる時、論理積の形に変換すると行数が減り見通しがよくなります。 □1-B . (1)のロジックを1ワード(16ビット)まとめて実行させます。 ![]() ・[@R400]〜[@R415]または[@R500]〜[@R515]の任意のビットをセットすると、[@MR400]〜[@MR415]の対応した ビット位置がONします。 ・30〜32行目でチェックしてください。[■Inp04] / [■Inp05] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
◆ 排他的論理和 □1. ![]() ・[■1入力]、[■2入力]が両方真なら、出力[●Out04]はOFFします。それ以外は論理和と同じ結果で す。 ・[■1入力]を制御入力、[■2入力]をデータと考えると、 [■1入力]が偽の時は、[■2入力]がそのまま[●Out04]に出力。(バッファ動作) [■1入力]が真の時は、[■2入力]が反転されて[●Out04]に出力。(インバータ動作) になります。 ・[■1入力]、[■2入力]のどちらか一方が真の時は、出力はONするので、入力の一致を判断するロジックとも考えられます。 ・よく見かける例では、家の階段の1階と2階に電燈のスイッチが有って、1階/2階、どちらからでも電燈のON-OFFができる・・・あれです。 □1-A . (1)のロジックを1ワード(16ビット)まとめて実行させます。 ![]() ・ワード単位では(1)のロジックを再現しなくても、排他的論理和の命令が備わっています。 ・[@R600]〜[@R615]の真のビット位置と、[@R700]〜[@R715]の任意の真のビットが同箇所の場合、[@MR600]〜 [@MR615]の対応したビットはOFFします。それ以外は論理和と等価です。 ・39〜41行目でチェックしてください。[■Inp06] / [■Inp07] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
◆ テンポラリーメモリを使って論理演算![]() ![]() ・[●演算結果]がテンポラリーメモリです。 ・まず、何かの処理の結果、[初期値]を[●演算結果]に代入します。 ![]() ・まず上の結果と論理積をとっています。 ・次に論理和をとっています。 ・最後に排他的論理和をとっています。 ・この様に、直前の結果と論理演算をし、同じメモリに代入することで、次々と演算することができます。四則演算をする時も同様ですね。 ・50行目でチェックしてください。[初期値] / [和] / [積] / [排他] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
◆ 論理積/論理和の切替 論理積と論理和を途中で切替えたい事って無いでしょうか? □1 . 論理積 ⇒ 論理和 ![]() ・AND ⇒ OR に切替わります。 ・[■1入力]と[■2入力]両方が真になったら[積⇒和]でラッチし、ANDブロックをマスクしています。 ・[■1入力] / [■2入力] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □2 . 論理和 ⇒ 論理積 ![]() ・(1)の[積⇒和]を利用して[和⇒積]を作ります。 ・[積⇒和]が偽の時、ANDブロックをマスクしています。 ・[■1入力] / [■2入力] にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 □3 . (1)(2)のロジックを1ワード(16ビット)まとめて実行させます。 ![]() ・63〜68行目でチェックしてください。[■Inp08] / [■Inp09] / [●Out08.+⇒*] / [●Out09.*⇒+]にカーソルを合わせ、ダブルクリックすると、ON-OFFできます。 |
●PDFを表示 |