■ ランプの順次点燈

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内容

PLCではなく、リレーとタイマで次の様な動作をする回路を教えて下さい。

1. 起動押しボタンスイッチで、赤ランプ5秒 → 緑ランプ5秒 → 黄ランプ2秒 の順に点灯する。
2. 以後これを繰り返し動作し続ける。
3. 停止押しボタンスイッチですべてのランプが消灯する。

実配線 ・ 左の画像をクリックすると、大きい画像が表示されます。

実際のリレーとタイマで配線するとこの様になります.。

接点使用数:
RUN〜1 Normal Open
T0 〜1 Complimentary
T1 〜1 Complimentary
T2 〜1 Normal Close

巷にはタイマの進行と、タイマの接点でランプを点燈させる回路を分けて配線する事がありますが、
下記の様にする方が接点の節約と配線工数の節約ができます。
たとえば、@T2のタイマのNC接点から@T0のコイルと@T0のコモンに配線します。
ソフト記述 ・ 左の画像をクリックすると、大きい画像が表示されます。

上記の装置をあえてPLCのコードで記述してみました。
シミュレーションできる方は下欄からダウンロードしてください。
3行目の[STAR_SW][STOP_SW]がそれぞれ「起動」「停止」スイッチです。スイッチをダブルクリックでON-OFFが切替ります。
各ランプごとに@T0の値が切替るのを確認してください。
PLC起動時にインデックスレジスタ[Z1]を0に初期化していますが、他の値に変えてから起動すると途中のランプから点燈を開始します。

1行目 :PLC起動時の初期化。(インデックスレジスタ[Z1]の初期化)

5行目 :起動ラッチ用の[RUN]変数を使って立上微分を作り、SBN01を呼出しています。(各ランプ点灯時間値を定義)

8行目 :タイマがアップするまではランプを点燈させています。

9行目 :タイマがアップすると、自分自身をリセットし、[Z1]を1つ進めます。

10行目 :[Z1]の値を3で割り、あまり[TM1]を[Z1]に戻します。こうすることで[Z1]の値が0〜2を繰り返します。
SBN01で定義された各ランプの点灯時間の値をタイマに代入し、次のランプの点燈時間に反映します。

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